12月22日 | |||
今日から、今シーズンのジェラルトン合宿が始まりました。今シーズンの目標は、昨シーズンに完成させたバルカンをさらに発展させて、スポックを完成させること。ウイリースキッパーからの複合技を完成させること。そして、グルービー(フラットウォーターでのサイドフォワードのような技)の3点です。 九州で2ヶ月前に痛めた肩も、復調して、今日、久々にバルカンをやってみました。ばっちり決まって一安心。決まらないときも、肩の痛みは無くうれしい限りです。明日からしっかり練習するぞー |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
14:30〜17:30 | セントジョージスビーチ | 胸サイズの波あり | 5.8u |
12月23日 | |||
今日は、朝から強風状態でした。でも、うちの裕馬くんの調子が今ひとつで、咳が止まらず2回ほど上げてしまいました(せきが止まらない以外はすこぶる元気なのですが)。ということで、午後に少しだけセイリングできました。 4.7で最初出ましたが、ちょっとオーバー気味ですぐに4.1に換えました。4.7は、2回目の使用のDr.X 。4.1は初めての使用のDr.Xだったので、いろんなチューニングを試してみました。そこで発見した事が一つ。ブームを150ベースのものと130ベースのもので、フィーリングを比較しましたが、4.7でも4.1でも130ベースの方が良い感じでした。強風でコンスタントならブームの幅が狭い方が良いみたいです。浜の宮のようにガスティーなら幅の若干ひろい150ベースがばっちりですが。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
15:00〜17:00 | セントジョージスビーチ | 風波チョップ | 4.7と4.1u |
12月24日 | |||
やっと、いつものペースで、朝は、ポイントモーアでセイリングできました。風は、4.7でちょうど良く、朝のトレーニングとしてはとても良いコンディションでした。ポイントモーアの午前中は、インサイドが鏡のようにフラットで、アウトのリーフで腰からマストサイズの波がブレイクしているのが普通です。西オーストラリアのどの場所より朝のポイントモーアは、気持ちよくセイリングできます。午後になると、海面は荒れてしまい、あまり楽しくありません。それに、カイトボーダーも出てくるので、NO GOODになります。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
11:00〜12:30 | ポイントモーア | スーパーフラット | 4.7u |
午後から、インサイドのバルカンのビデオを撮ってもらいました。8シーンほど撮れていたのですが、すこし体とセイルが離れすぎていることが分かりました(体が横に逃げて飛んでいるため腕が伸びきってしまっていた)。明日は、ジャンプの方向をすこし上気味にして、前の腕がすこし曲がるぐらいの位置に体を持っていくことにします。 今日、1本ノーズで7mぐらい滑って成功したのがありました。スポックへのよい手応えです。 それと、ワイマルーの練習も始めました。フラットウォーターグースクリューのことです。超高速のノーマルジャイブからジャイブの頂点でセイルをひらきその反動で飛び出しながら360度回転する技です。去年も練習をやっていましたが、全然イメージがわかなかったのです。今回やってみて、もしかしたら出来るかな!って感じを少しつかみました。こうご期待!! |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
15:00〜18:30 | セントジョージスビーチ | カゼ波チョッピー | 4.1u |
12月25日 | |||
今日は、クリスマス!朝、パース在住のすし職人の大竹さんと田代さんをジェラルトンの空港に迎えに行きました。彼らは、私のホームページをみて訪ねてきたのです。 そのあと、フランス人シェフのジョンとモーリーン宅でクリスマスディナーをいただきました。11時に始まって、終わりは6時。その間、お皿が次々と出てきます。おなか痛くなるまで食べました。 ということで、NO SAILING DAYの1日でした。しかし、海は朝から25ノット(12m以上)吹いていました。乗っていたら、昨日のように、4.7と4.1を使っていたことでしょう。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
12月26日 | |||
今日も、朝から20ノットOVERです。午前中は、ポイントモーアでパース在住の日本人カップルにレッスンをしていたので、NO SAILING。午後からセントジョージにて練習開始です。最初は麻由が乗ったので、午後2時スタートです。 今日は、最初4.1 そして、4.7、その後5.3を使って最後はまた4.7でした。 バルカンの飛びかたを一昨日イメージしたように、体をもっとマストに近い位置で飛んでみました。なかなか良いノーズの着水感です。切れがあるバルカンになりました。1本、セイルを風上側に押し出す動作まで(スポックへのつなぎ)行きました。 フォワードループも回転力が上がってきました。回転途中のセイルをたてる動作がスムーズになり、完着ぎみのランディングになりました。 明日のバルカンは、この体の位置をさらに高い位置に持っていくように調整したいと思います。また、フォワードループは、飛び出しをバルカンのように小さなギャップでしかもけり足を斜め後方にけり出してみます。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
13:30〜17:00 | セントジョージスビーチ | 風波チョッッピー | 4.7u |
12月27日 | |||
毎度のことながら、朝から20ノットオーバーです。この旅行も始まって1週間がたちました。たいがい、このあたりで一度、体の疲れを取るために、思いっきり眠る日があるのですが、今日がその日でした。一度7時に起きて、朝食を取ってからまた寝て、起きたら11時でした。 今日の課題だったバルカンは明日に延ばしました。フォワードループは、ビダージェンセンのように顔を後ろに思いっきり振り返って飛ぶ方法をとってみました。回転力が今までの2割り増しになりました。具体的には、振り向く方向を、脇の下から見ていたのを、肩越しに振り向かせたのですが。肩越しの方が着水面が見やすいことに気が付きました。 ボトムターンの練習も行いました。わざとブームをふたにぎり後ろに持ち替えフォアレイキを強めてレイルをかます練習をしました。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
13:30〜17:00 | セントジョージスビーチ | 風波チョッピー | 4.7u |
12月28日 | |||
今シーズン最初のコロネーションビーチに行って来ました。風が普段よりオンショアで吹いていたので、波乗りのフロントはNGでしたがバックサイドの良い練習になりました。 しかし、コロネーションのみんなのレベルは高い!!!やっと追いついたと思っても、今年来てみたら遙か彼方において行かれていました。7人ほどうまい子がいて、一人はスポックを練習していて、2人は、いろんな平水面技を繰り出していて、4人はグルービーを練習していました。一般の人々も去年に比べてレベルが上がっていて、フリースタイルブーム恐るべしという感じです。 今日の私は、ワイマルーがいい感じになってきました。なにか、もうちょっとです。スポックも、いままでと違うイメージでやってみました。これまでは、バルカンの延長線上でノーズを水になじませることを最重要にしていました。今日は、セイルの位置を変えずに、そのセイルを飛び越すようにイメージしてみました。バルカンの延長では、いつまでたってもノーズを滑らせるだけで、その先に進めないからです。セイルを飛び越すようにして、ボードを200度ぐらいのところに持っていければ、その次に進めそうなのです。 また、フォワードは、かなりの達成感です。左手がジャンプの時に大きく伸びて、それを顔を振り向かせて大きく体を引き上げる、そして、振り向いた顔のおかげで、着水がよく見れるという感じです。あと、膝を5CM畳み込めればさらに、空中の1点で回転しているように見えるでしょう。明日は、それを目指します。 明日の課題 1.ワイマルーで、ジャイブを入っていった後半にしっかりセイルを開いてから、ジャンプする。 2.バルカンは、しっかりノーズを水になじませるようにやる。 3.スポックは、セイルをそのままで、そのセイルを飛び越すように飛ぶこと。 4.フォワードは、風をとり(左腕を伸ばす)頂点で(1拍おいてから)振り向き、膝を畳み込む! 5.グルービーを試してみる事。ジャイブからジャンプして試してみよう! |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
13:00〜17:00 | コロネーションビーチ | 頭サイズのクロスオン | 4.7u |
12月29日 | |||
今日は、サンセットにオーバーヘッドの波が入りました!と言うことで、フリースタイルの練習はちょっと一休み!ウインドサーフィンの最高の楽しみ、サイドショアでの波乗りです(^_^)v バーレー240ボクサーの出番です。この板、今年の春に作ったのですが、やっとサイドショアで乗ることが出来ました。はじめの1時間は、ボードの癖をつかむのに一苦労。チューニングを煮詰めていくと、ちょっとづつその本領を発揮してきました。 特にその軽さ!フォワードループやハイジャンプは、プロダクションを完全に一線を斯くします!!フォワードなど簡単にストレートフォワードになってしまいます。 肝心の波の中でのパフォーマンスは、ボトムターンの伸びがイメージ道理行かないのがちょっと納得いきませんでした。トップターンは、とても返しやすいのですが、JPのようなスライドさせる動きは無く、どちらかというとショーンオルドネスのようなレイルがしっかりかんでターンの半径が小さいクイックなものになります。 これから、この板になれていって私の波乗りがどのように変化するのか楽しみです。 しかし、今日も強風でした。4.1に変えたら良かった! 明日は、朝ポイントモーアのフラットなセクションで、ボードのチューニングを煮詰めようと思います。それと、ボトムターンのマストのフォアレイキの練習も必要だ!バーレーのマークのあたりまで水に浸けないと話になりませんから。 また新たな練習課題が発生です。 それと今日、マストをイジーのスキニーにすべて換えました。400が2本と430が2本です。セイルのパフォーマンスは純正のノースマストが良いでしょうけど、こっちの波はパワーがあるから、折れないスキニーの方が安心して突っ込めますから(^o^)。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
13:00〜17:00 | サンセットビーチ | 頭〜オーバーヘッド | 4.7u |
12月30日 | |||
今日も、サンセットでのライディングです。昨日よりさらに波のコンデションが良くなって最高です! 今日は、最初のセクションで上(かみ)におりて引っ張るのではなく、波のトップで方向を下(しも)に一瞬で向けて、そのまま一直線にボトムセクションに降りてボトムターンする方法でやってみました。かなり、ウエーブらしい動きになってきました。また、この方法なら波の掘れているセクションに入っていけます。ボトムターンの速度が上がったためでしょう。あしたもし、今日のようなコンデションなら、横走りからビッグエアーの動きも入れてみます。 フォワードループの回転が、今日ちょっと鈍かったのは波乗りで体力と集中力を消耗するせいでしょう。やはり、フリースタイルとウエーブでは、運動量が違うみたいです。 麻由も今日、サンセット初デビューです。ショワブレに1度もまれたけども、なんとかゲティングアウト出来ました。1本フロントのまねごとが出来たそうです。 マストをスキニーに換えたせいで、麻由が使ってもショワブレで折れる心配がないし、私が大波につっこんでも心配ないのが大きいです(実際、1本危ないのがありました)。 ひさびさに、おおきなバックループも試しましたが、回しすぎてランディング出来ませんでした。でも、ちょっとずつ調子が戻ってきています!やるぞー |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
12:30〜17:00 | サンセットビーチ | オーバーヘッド | 4.7u |
12月31日 | |||
今年の乗り納め、大晦日のライディングは、セントジョージスビーチです。昨日までの波も少し収まって、サンセットで胸ぐらいの波でした。今日は、フリースタイルの練習と言うことでセントジョージです。 しかし、見た目より風が強く、最初4.7で出たのですが、超オーバー。クロスオフだったので海面にだまされました。4.1に張り替えてからは、ひたすらワイマルーとグースクリューの練習です(スポックやるには風が強すぎました)。50回ぐらいやったかな。そして、ワイマルーを1回成功させました!!! ワイマルーは、まず超高速のノーマルジャイブでエントリーして、ジャイブのピークでセイルを開き通常ジャイブならセイルを返す地点(正確にはセイルを返す時点よりほんの少し遅らせる)で開いたセイルのまま(ココアがポイント!セイルをフォワードのように引き込むと裏風もらって墜落です)背筋を一瞬のばし(このときボードのノーズが天を向きます)チョップジャンプさせます。この後セイルは海面と平行にします。すると、リグ全体がそのまま回転して、ウォーターの位置までいきます。フラットウォーターグースクリュー(ワイマルー)の完成です。 セイルを開いてから、背筋を伸ばすところのタイミングが、やっかいです。でもうまくいくとそのあと、ボードが空中にふわっと飛び出てくれて、なんだか気持ち良いです。 グースクリューも、けっこう様になってきて、何度かリップから飛び出して回転しました。波にパワーがあれば完全に成功していただろうタイミングでした。 グースクリューは、ずーと昔から(ジェイソンの最初のビデオが出た頃だから10年前)夢に描いたムーブメントです。長年の目標の動きでした。自分の中では、ウインドサーフィンの動きの中で一番ナチュラルで、究極の技という位置づけでした。やっと、ここまで来れたって感じです。2001年最後の日は忘れられない思い出の日になりました。感慨ひとしおです。 しかし、昨シーズンまではなぜだか自分がこの技が出来るとは思えなかったのです(以前にも何度か練習しましたがグースクリューのグの字もいかないうちにつぶれていましたから)。成せばなるですね。日々の練習がいつかは実る(^_^)v ネバーギブアップ!2002年も練習するぞー |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
13:00〜17:30 | セントジョージスビーチ | 腰サイズの波たまに | 4.1u |
1月元旦(火) |
明けましておめでとうございます。2002年もみなさまにとって、素晴らしい年でありますように。 毎年、元旦の午前中は、ポイントモーアで初乗りと決めています。ことしも朝10時30分から1時間初乗りをすませました。例年ですと、私以外誰もいないのですが(ニューイヤーイブパーティーでみんな酔いつぶれているのでしょう)今年は、カイトの人たち5人ほど私より早く初乗りをすませていました。カイトサーフィンは広いスペースと誰もいないことが楽しく乗れる条件ですから、自然にウインドサーファーがいない時間帯に乗ることになるのでしょう。 さて、今日のコンディションは、最高でした!ポイントモーアのキディーのリーフでマストハイ、ヘルズゲートはオーバーマストです。いつものように、私はキディーを使ってスパーボトムターンの練習です。このサイズの波になってくると下手なジェットコースター以上の墜落感を味わえます。キディーのボトムはスパースムーズで超高速ボトムターンが味わえます。波の幅がないので、ミスっても安心なのです。思いっきりマストをフォアレイキさせて突っ込めます。そして、一発ビッグトップターン!朝の練習には最高です! |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
10:30〜11:30 | ポイントモーア | マストハイセット | 4.7u |
さて、午後からはサンセットに行きました。当然こちらも波が入っていて、オーバーヘッドからマストハイの波がセットで入ってきていました。こちらには、誰もまだ来ておらず、2時間ぐらい一人でセイルリングしていました。マストハイのクロスオフショアで5〜8回ぐらいフロントにふれるコンデションを独り占めできるところはなかなかありませんね!天国です!
誰はばかることなく、リップにつっこんだれ、ほれほれの波の背中からおもいっきりぶっ飛びジャンプしたり(人がいるときマストハイの波でこれをやると嫌われます!危険ですし、お勧めできません)。バーレーの板にも慣れてきてかなり自由度が高くなってきました。
風が強まったので、4.1uに途中でかえました。でも換えたとたんに風がガスティーになってきて、全然板が走らずに、再び(ポイントモーアも入れると、本日3回目の4.7のセッティングです)4.7uにかえました。ついでに、板もバーレーのフリースタイルにウエーブフィンを付けて、どれだけ乗れるかテストしてみました。
はじめは、ちょっと抑えめでボトムターンやトップターンを繰り返していましたが、後半はリップのピークめがけてつっこんだりエアーをかけたり出来ました。ウエーブボードではないので、いまいちボトムターンが不安定ですが、ビデオで見る限り良い動きが出来ています。ただ、乗っている本人は、ひやひやものだったのです。というのも、ノーズがボトムに降りていくとき何度か引っかかったからです。バーレーのフリースタイルの板は、ノーズが台形(ノーズの先を10CMぐらいちょん切ったようなもの)で、ロカーもないからです。マストハイの波のボトムでノーズが引っかかってぶっ飛んだら怖いどころじゃすみませんから。
しかし、最高の元旦でした。風の神様ありがとう!ことしもよろしくお願いしますm(_
_)m
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
13:00〜17:00 | サンセットビーチ | マストハイセット | 4.7u |
1月2日(水) |
元旦にあまりに頑張って練習しすぎたのか、今日は、ちょっと風邪気味です。と、いうことで本日のセイリングは、抑えめで2時間だけです。それと、下ろしたてのバーレーのノンスリで、足の裏がやけど状態になってしましました。普通に歩くのも痛いぐらいです(セイリング中は忘れていますが)。そこで本日は、3年前から使っている、ナッシュのフローターでのライディングです。99Lあるのでレイルの入れ具合がバーレーとは大違いです。 本日の練習内容です。 1.フォワードループ・・・出来るだけ横周りで行いました。 2.ウイリースキッパー・・・ソフトにノーズからランディングできるように心がけました。 3.バルカン・・・調子が戻ってきて、着水率が上がってきました。2ヶ月前の怪我の前の調子に近づいています。 4.ワイマルー・・・あと10度回転すれば完成です。もうちょっとで、ウォーターの位置まで回れるのに、おしい!!右の写真がそうです。ナイスなショットです。麻由さんおみごと! 今日は、ちょうどジャイブで言うランニングあたりで、ジャンプしてみました。この方がジャンプのきっかけが取りやすいみたいです。というのも、ジャンプする瞬間、ボードはフラットになっていなければ、しっかり飛べないので、ランニング以上に回り込むとボードをフラットに戻しにくいからです。 ワイマルーは後少しです!もういつ出来てもおかしくないないところまで来ました。楽しみ楽しみ!! 明日の課題 1.フォワード・・・さらに横周りを意識することと、着水地点をしっかりジャッジすること。 2.バルカン・・・さらに軽くランディングするように心がける。ウイリースキッパーでやるようにノーズをソフトに着水させる事。 3.ワイマルー・・・ジャンプの時、背筋の伸びを強める様にする。そして、今日のジャンピングのポイントをしっかり身につける事。 PS・・・日本で何人の人がワイマルーをメイクするのだろう?みたことないなーもしかして、日本人初!そんなことないか?・・・ |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
14:00〜16:00 | セントジョージスビーチ | 腰サイズの波たまに | 4.7u |
1月3日(木) |
今シーズン初めての、ノーウインドデーです。ずーっと晴れていながら、弱いシーブリーズしか吹きませんでした。6.5があれば走っていた風ですけど。とりあえず、セントジョージで手持ちの最大セイル5.8とナッシュのフローターで海に出てみました。1時間ぐらい微風トリックを練習しました。その間、プレーニングは、100mぐらいかな? ちょうど、昨日から風邪気味だったのでちょうど良い休憩になりました。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
17:00〜18:00 | セントジョージスビーチ | フラット | 5.8uアンダー |
1月4日(金) |
今日は、風邪も治って、良い風が吹いていたので、朝からポイントモーアで小一時間練習しました。昨日、ナッシュのフローターの後ろのストラップをオフセットにしてみました、そのチェックもしたかったからです。キディのワンボトムターンで色々試しましたが、やはり、マストをフォアレイキさせないと、レイルにボリュームがありすぎてはじかれてしまいます。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
10:30〜11:30 | ポイントモーア | スーパーフラット+腰セット | 5.3u |
午後は、コロネーションでフリースタイルの練習です。最初は、4.7+ナッシュ8.4で、セイリングしました。ちょっと足らなかったので、次に4.7+ナッシュフローターにしました。最後は、4.7+バーレー240ウエーブを試してみました。それぞれの板で、それぞれの特性があって結構勉強になりました。風的には、5.3でジャストだったので、途中で換えるべきでしたが、そのまま乗ってしましました。
フォワードは、少し風が足らないぶん、後半のローテーションをアシストする動き、具体的には縮めていた膝を伸ばすことによってボードを体から離して振り子の様にすることがうまく意識できました。
バルカンは、それぞれの板で、キックジャンプのタイミングがちがうので、ちょっと戸惑いました。フローターを使ったときが一番うまく行きましたが、飛び出しがフローターのばあい難しく、引っかかることがありました。
ワイマルーは、うまく飛び出せる確率が高くなってきました。以前、うまく飛び出せたときも、後10度でウォーター出来るのにと言う位置までですが。明日こそは、やるぞー!
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
13:00〜17:00 | コロネーションビーチ | フラット〜頭セット | 4.7アンダー |
1月5日(土) |
今日も朝から良く吹いていました。そこで、お弁当をつくってもらってコロネーションビーチに直行です。沖ではオーバーヘッドの波と4.7ジャストの風でした。 2時ぐらいから、Zー14カレン・ヤギーPWA2000年ワールドレディースチャンピオンとその、練習パートナーが来ていて、縦周りのフォワード、シェイブイット、グルービーの練習をしていました。カレンは、数年前からこの時期、西オーストラリアのウエーブサーキットを転戦していて、私も彼女と!(アマチュアオープンで彼女は出場していたからです)何度か対戦しました。あのころから、うまかったけど(レディースとは言え世界チャンピオンだから当然だけど)今日みた彼女は、さらにすごくなっていました!!モレノ姉妹という強力な選手の出現がPWAのレディースのレベルを飛躍的に上げたのでしょう。もちろん、彼女の努力のたまものですけど。 彼女たちのライディングに感化され私も今日はさらに、アグレッシブに飛んで突っ込みました!ワインルーもかなり様になってきてコンスタントに回転するようになりました。今は、思いっきりマストをフォアレイキさせたノーマルジャイブでピークまで引っ張りセイルを開く動作をきっかけにジャンプすると言う方法をとっています。ビデオでの検証の結果、このセイルを開いてジャンプする瞬間に一瞬のタメがあれば最後の10度の回転につながりそうです。しかし、日に日に、少しずつ進歩していくのがビデオで分かります。カレンもビデオでパートナーのグルービーを撮っていました。ビデオは偉大です!!!! 明日は、ワインルーにおいてジャンプのところでもう少し斜め後方に飛び出し、背筋を伸ばすようにしてタメを作ってみようと思います。 それから、スポックですが、いままでバルカン着水後左手を曲げてマストを受け取っていたが、他の人のスポックをみていると思いっきり伸ばしているみたいです。裏風をいれてその反動でノーズとセイルを回転させるのがスポックだから、腕を曲げていては支えにくいからでしょうね。そういえば、石原プロや石井プロのスポックの写真を思い出していても腕が伸びていたような気がします。明日は、そいつも試してみよう。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
11:30〜16:30 | コロネーションビーチ | フラット〜オーバーヘッド | 4.7uオーバー |
1月6日(日) |
今日は、パースから高田夫妻が来てくれました。彼らは、3シーズン前に私の紹介でこの西オーストラリアの移り住んできた人たちです。いま、オーストラリアのパーマネントビザを取得するために、パイロットの学校に通っているそうです。 彼らが、お昼過ぎに着いたので、それからコロネーションにみんなで行ってみました。4.1ジャストのコンデションで、波も結構大きくオーバーヘッドからマストサイズの波でした。 4.1のコンディションになると、ちょっとしたギャップでループしても、回りすぎるぐらいになります。走行速度も速いのでうっかりするととっても痛い目にあいます。 ワインルーは、4.1でやるとかなりの勢いでぶっ飛びます。なんだか、サイドフォアードみたいな飛び方になったりもしました。4.7とは激しさが違います。回転は完全に回ったのが何度かありましたが、ボードの反対のレールがはいってしまいウォーターできませんでした。飛び出して、空中でのボードの引きつけがポイントかもしれません。 今日は、コロネーションにジェラルトンのうまい連中が勢揃いしました。みんなでグルービーやクリューファースト グルービーを連発していました。成功率は5%ぐらいでしたが、なかなか盛観でした。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
14:30〜17:30 | コロネーションビーチ | フラット〜マストハイ | 4.1u |
1月7日(月) |
今日は、こちらに来て2回目の風の弱い日でした。乗り出したのは、午後3時から、しかも、5.8アンダーのコンディションでした。ずーっと4u台でオーバー気味で乗っていたので、なんだか風が弱すぎて、何をするのも簡単でした。浜の宮だったら、5.8でプレーニングするなら、強い風の日だなーって思うけど、所変われば感覚も違うものです。 この風でも、フラットウォーターフォワードやウイリースキッパー、バルカンの練習が可能でした。とくに、フラットウォーターフォワードは、かなり重い道理の周り方になっていきました。風下のギャップを使ってのジャンピングで、そこから回転に持っていけるようになったからです。一昨々日のカレン・ヤギーのフォワードをみてひらめいたことがあったからです。注意したのは、その、飛び出すギャップを、いままでは、ボードの進行方向の延長線上4〜5mだったのが、バルカンと同じ位置、延長線上から風下へ45度で約2mのところで飛ぶようにしたからです。その結果、回りやすくなったし、アンダー目の風でも飛び出せるようになったのです。 バルカンは、ポートジャンプのバルカンの練習を始めました。今までスタボージャンプのバルカンばかり練習していて殆ど手を付けていなかったのです。今日、10回ぐらい、ワンハンドジャンプでノーズから着水させて沈する練習をしました。これから、少しずつ進めていきたいと思います。スタボージャンプのバルカンは、先日考えた、着水してから、腕を伸ばすことを試しました。何度かノーズで滑らせることが出来ました。また、一つ進歩です! ワイマルーは、ちょっと出来ませんでした。アンダー気味では、まだ、やりにくい技です。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
15:00〜17:30 | セントジョージスビーチ | フラット | 5.8アンダー |
1月8日(火) |
ちょっと、雲が多い天候だったのであまり風が強くないかなっと思ったら案の定、5.8のコンディションでした。 コロネーションビーチは、街から離れているためこのようなコンディションの日は、あまり人がいません。今日も、15台ぐらい車が来ていただけでした。出艇しているひともごく限られていました。 最初は、5.8アンダーでインサイドでバルカンがやっと出来るくらいでしたが、3時を回ったぐらいから、やっとジャストセイルぐらいになりました。しそしたら、急に波のサイズが上がってきて、思わずラッキーと叫んでしまいました。 今日は、バルカンを集中して練習しました。今日の課題は、「いかに着水してからノーズでプレーニングさせるか。」です。飛び出して、着水して、出来るだけマスト手を押し出し、セイル手は、ブームよりしたのセイルの部分をプッシュするようにしました。マスト手は、ブームジョウのしたのマスト部分です。徐々にコンスタントにノーズで走れるようになってきました。あと、一度だけノーズで走らせた状態のまま後ろを振り返ることも出来ました。明日も同じようなコンディションならこの点、後ろを振り返ることを重点的に練習してみたいと思います。 ワイマルーは、5.8アンダーでは、全然形になりません。ジャストの時には少し形になってきました。しあkし、基本的にこの技は、フォワードループが余裕で出来るぐらいの風がいるように思われます。 グルービーにトライしました。しかし、ジャンプのきっかけ以外に難しいことが分かりました。カレン・ヤギーのやっているのを見ているときには、ジャイブのエントリーからチョップジャンプすれば簡単だとと思ったのですが、実際やってみるとなかなか勇気がいる行為であることが判明しました。また、イメトレし直してトライしてみます。 今日は、バーレーのフリースタイルボードにジョシュストーンのフリースタイルマスターフィンを付けて乗っていたのですが、こちらの海のエビとりようのブイのロープに思いっきり引っかかることが分かりました。ウエーブのフィンなら、引っかからずにそのまま通れるのですが、ジョシュのフィンでは、引っかかりマストでノーズを思いっきり打ち付けてしましました。幸いノーズのペイントがはがれただけで済みましたが、これから危険であのフィンを使えません。というのも、ジェラルトンは伊勢エビ取りのメッカなので、至る所にエビ取りカゴのロープが水中に仕掛けられているからです。バーレーのフリースタイルはお蔵入りで、ナッシュのフローターで明日から練習しようかなー。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
12:30〜17:00 | コロネーションビーチ | 頭セット | 5.8アンダー〜ジャスト |
1月9日(水) |
今日は、ウインドサーフィンはおろか、いっさいの活動を停止して、完全休養の日にしました。 風は、5.8でぎりぎりプレーニングするぐらいは、朝から吹いていましたが、あえて休養日にあてました。 朝から、裕馬とページズビーチの公園で滑り台とブランコで遊んで、そのあと、ロン&メアリーの家でコーヒーとクッキーをいただきました。昼をフードホールで取ってから、家に帰って、みんなでお昼寝を2時間して、少しごろごろしてから、また、裕馬と今度はバックビーチのブランコと滑り台で遊びました。オーストラリアでは、そこら中に、子供のための遊戯施設があるために、とても便利です。 夕方、バックビーチのサーフィンをしているのを眺めて、家に帰って夕食をとりました。 一日中のんびりしました! |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
ノーセイリング | 5.8アンダー |
1月10日(木) |
今日は、サンセットデーです。波がヒットしました。マストハイセット、たまにオーバーマストのスエルがヒットです。 朝から乗ったので、たった一人で(高田さんもいたけど、下のほうで上れないでいました)満喫しました!最初は、風がガスっていたのでナッシュのフローターで大きなボトムターンの練習です。海草がいっぱい浮かんでいてフィンにひっかかりボードの船速が遅くなりがちなのが気になりました。 休憩後、風も少し安定してきたので、バーレーのカスタムで出てみました。そのころには、海草も少なくなっていたし、フィンも短いので引っかかり感は感じませんでした。掘れたきわどいところをねらって、意識的に限界点を探すようにリップしました。何度も激しいまかれ方をしましたが、さすがスキニーマスト!全然心配なしです。 2度目の休憩後、ボードをナッシュの8.4に換えました。5.3ならこちらのボードの方が、自由度が大きいからです。バレーのリッター数ならやはり4.7以下で本性発揮ですね。 昨シーズンの波の中での課題は、ボトムターンでした。今シーズンの課題は、トップターンです。どこまで深く高い位置のリップまでいけるか、掘れカールしているリップに対する対応をどうするか、エアリアルやグースクリューのトライの3点です。 今日も、かなりリップに高く上がることが出来ました。ビデオでチェックしてみると、すべてのリップでぎりぎりの高い位置を探していますが、ちょっと無理しているみたいにみえました。次回は、リップの3分の2のところで鋭角なトップターンを何度か入れ、掘れたリップにオフザリップするようにもっていきます。 PS・・・ 昨日、ビデオデッキを購入したので、ウインドサーフィンのビデオが毎日見れるようになりました。いっぱい研究するぞ! |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
11:00〜16:00 | サンセットビーチ | マスト〜オーバーマストセット | 5.3u |
1月11日(金) |
昨日とくらべて、波のサイズは同じぐらいでしたが、風が強くコンスタントに吹いてくれました。前半はナッシュの8.4をつかい、後半はバーレーを使いました。 昨日セイリングを終了してから、ローカルで一番うまい子の乗り方を30分ぐらいチェックしていたのです。今日は、彼のライン取りを試してみる(コピーする)ことにしました。その場所で、一番うまい人の乗り方をコピーすると、いつもの自分の乗り方にない、新たな発見が出来ることがあります。みなさんもお試しあれ。 彼の波乗りのパターンは、フロントに振るまえ、しばらく小刻みにノーズをしごいてから、軽くフェイスに降りて速度を増し、トップで返して一気に大きくボトムに降り掘れたセクションにぶち当てるっと言うものでした。試してみて分かったのですが、フロントに振る前のノーズのしごきは、体をよりリラックスさせる事が出来、そして、その間、下側の波をよくジャッジできる利点がありました。僕は、よく最後の最後まで上に引っ張って、自分の上側のセクションが掘れて限界に来たときに、ボトムに一気に降りる方法をよくとります。パーフェクトなマシーンブレイクな波には有効なのですが、どこから崩れるか分からないゲレンデでは、上手くないやり方であることが、彼のライディングをまねてよく分かりました。 今日は、いままで行けなかった場所に手が届くようになりました。カールして巻いているリップにあわせて、ボードをエアリアルさせることも出来たし、ローラーコースターが簡単に出来たりしました。 今日、出艇していた人のなかでも、一番多く波を取れて、良い動きが出来たと思います。 もう一点、彼の特徴は、常に手前のポイントから上に昇っていることです。誰よりも風上のポジショニングをとり、人が乗っていない良い波を見つけると、すかさずジャイブテイクオフして2〜3発当て、深追いせずに、すぐに上に昇る。その行為が、より多くの波に乗ることができ、さらに上手になるのでしょう。こんなに恵まれた場所のローカルで、その中で一番になる奴だから、それなりに秘訣があるものです。 バーレーとナッシュの違いですが、4.7のコンディションになると、ナッシュではレイルが入らなくなります。5.3の時には気にならなかったレイルの反発が、4.7になると、とたんに足元が不安定になります。深いボトムターンが出来なくなります。とくにでこぼこした海面でのボトムターンの時に危なくなります(つるつるな面の時は、OKです)。その点、バーレーならどんな海面の状態でも、思いどおりにボトムターンできます。4.7を使える風なら、昇り角度も問題なく取れます。4.7以下は、バーレーで決まりです。5.3は、ナッシュの昇り角度が捨てがたいで、ガスッていたらナッシュの8.4でしょう。5.8の時は、フローターはやはり自分の体重ではオーバーフローみたいなので、来シーズンは、85Lのゴヤあたりに替えようかな。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
13:30〜16:30 | サンセットビーチ | マストハイセット | 4.7u |
1月12日(土) |
今朝は、早く(5時に)起きたので、ちょっとはやくセイリングに向かいました。9時から1時間、ポイントモーアでのセイリングです。昨シーズンまで、よく朝、ポイントモーアで練習しましたが、今シーズンは、まだ数えるほどです。 今日も、波がすごく、朝から完全マストオーバーの波に3本ほど乗ることが出来ました。(朝はもうすこし穏やかな乗り方がしたいのですが)その後、インサイドでバルカンとウイリースキッパーを連続で練習しました。昨シーズンは、ずーとこの練習だったナーと、ちょっと感慨にふけることが出来ました。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
9:00〜10:00 | ポイントモーア | オーバーマスト | 5.8u |
昼寝の後、午後はセントジョージに行きました。すごく強烈な風が吹いているのに、気温が40度近くある変な日です。サンセットも波が入っていたけども、気温が高いので木陰のあるセントジョージにしました。
連日、マストハイセットのハードなコンディションの中で練習したので、セントジョージの腰胸の波は、とても簡単に感じられました。もう何でもやれる感じです。ということで、沖に出るときは、フォワードループかバックループを必ずやって、インサイドに戻るとき、波に1〜3発当て岸の近くでワイマルーかバルカン〜スポックの練習をしました。今日、ワイマルーの調子が良く、2回ほぼ成功しました。いつも、一緒にフリースタイルを練習しているスイス人にも、「やったなー、ワイマルー成功してたなー!」って言われる完成度でした。
まだ、どのようなときにワイマルーが成功するかいまいち分かっていないのですが、今日、注意したことは海面のことです。ワイマルーのエントリーから飛び出すポイントの海面を出来るだけフラットなセクションになるように注意したことです。ワイマルーは、激しくレイルをかますので、少しのチョップが結構響くみたいです。ボトムターンの時、面ツルならレイルを思いっきりいれれるのと同じ要領です。たぶん、ワイマルーの成功の秘訣は、インレイルをいかに深くいれれるかだと思います。
あのスイス人に、シャーベットのやり方を教わりました。コツは、波の直前のフラットなセクションでバックサイドのボトムターンのように急激に風上に昇らせると、オートマティックにシャーベットになるそうです。波の中ではなく、波の手前でやるのがミソみたいです。
それと、スポックは、バルカン着水後、風下側のレイルに体重を乗せてみなって言われました。私のは、インレイル側に体重が残っていて回転していかないのは、そのせいだと指摘されました。言われてみれば、あたりまえですね。明日やってみよう!
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
14:00〜17:00 | セントジョージスビーチ | 腰胸チョッピー | 4.1u |
1月13日(日) |
今日も、良く吹きました。朝の空が曇り空だったので、コロネーションには行かずに、セントジョージで昨日の練習の続きを行いました。昨日のフリースタイル連続練習でちょっと今日は、体が重い感じがしましたが、ここでもう一がんばりと思いながら練習しました。 4.1でもOKなぐらい吹いていましたが、ややガスティーなので、あえて4.7で出てみました。オーバーでしかもオフ気味の風だったので、ループが回る回る!回りすぎるのを抑えなければ、2回転目を始めてしまうぐらいでした。 沖に出るとき、まずウイリースキッパーを1回、そのあと、フォワードを1〜2回、ジャイブテイクオフして、フロントを2回、前の波を追い越してワイマルー、最後にインサイドでバルカン。このローテーションで、45分間、合計3セット(間15分の休憩)を、こなしました。 ワイマルーは、ほとんどウォーターの位置まで回るようになったのですが、足をフットストラップから抜かなければウォーターできません。あと5度の回転です!昨日はあと10ぐらいだったので毎日少しずつ成長していきます。 バルカンは、ノーズスライドがほぼ毎回出来るようになりました。着水してからセイルをプッシュして裏風で走ることを覚えたからです。ジョシュ・ストーンのようにマストとセイルのフットを掴んでプッシュするあれです。明日は、ブームをグリップして裏風をいれれないか試してみたいです。それと、ジョシュスタイルを交互にやってみたら、スポックにつながるヒントが得られるかも? ウイリースキッパーは、連続技の練習です。着地してから反対側に体を入れ替え、そこからセイルボード360を行います。今は切れ切れでビデオでチェックしてもあまりつながっていませんが、何度か良い感触のが出来ました。そのまま、ウイリースキッパー後セイル360してしまう技も(ロータリーツイストだか何だかという名前だったかな?ジェイソンが良くやる奴)練習していきます! 今日、浜で日本人セイラー2名に会いました。一人は、大阪の南のショットバーで働く中田さん。もう一人は、逗子で乗っている、ウインディーさんです。良く吹いて良かったですね! 裕馬君は、今日とてもハードスケジュールでした。朝は、キッズツーファンという子供の遊び場、(5ドルほどのエントリーフィーで入れる、大きな大きな3階建ての遊戯施設。マクドナルドなどで置いてある、子供の遊び場の巨大な奴です)で2時間ほど遊びまくりました。午後は、セントジョージの海で波と格闘!陸に上がってからは芝生を走り回ったりブランコしたりと大忙しでした。 しかし、こっちの子は、裕馬よりさらに活発です!そりゃオリンピックで金メダルをいっぱい取るはずです!!オーストラリア人恐るべし! |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
13:00〜17:00 | セントジョージス | たまに腰の波 | 4.7オーバー |
1月14日(月) |
佐々木さんが今朝、ジェラルトンに到着しました。昨夜2時にパース国際空港に到着して、そのまま空港で一晩明かし、朝7時の国内線でジェラルトン入りされました。お疲れさま。 上手いことに、今日は、こちらに来て初めての朝から強い北風の日です。こんな日は、午後から西の風になり、夕方遅く南西の風になります。ウインドは、無理すればビッグセイルで午後から乗れるというコンディションになりがちです。だから、佐々木さんにもゆっくり昼寝してもらえる時間がありました。 昼過ぎからセイルウエストに向かい、佐々木さんのレンタルギアをピックアップして(1週間390ドルです)、3時過ぎセントジョージに行きました。予想道理、西の風で、6.5ならばっちりOKの風です。ストレートオンショアで、琵琶湖の新海浜のような感じになっていました。 今シーズンの最大セイル5.8をセットして、時々プレーニングするオンディションを、2時間ぐらい楽しみました。久々に微風の練習が十分出来た感じです。ほんと、佐々木さんにもちょうど体調を整えるために良かったみたいです。ばっちりのタイミングでした!!! |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
15:30〜17:30 | セントジョージ | ストレートオンショア | 5.8アンダー |
1月15日(火) |
今日も、暑い一日です。弱い風の1日になりそうなので、急遽本日ナールーに出発する事にしました。 スリーピングバック、ゴーグル、ジェリカン(ガソリンを入れるための缶)、ウォータータンク、サバイバルに必要な道具一式(ファーストエイドキット、パンク修理道具、車がスタックしたときの脱出キット)をそろえて、午後2時に出発しました。 5時間のドライブ後、ジェラルトンから500キロ北にあるカナーボンに夕方到着です。そこのモーテルで1泊です。2人で88ドルなり。文化的な生活ともここでお別れ、サバイバルの生活に突入です。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
ノーセイリング |
1月16日(水) |
朝、カナーボンのショッピングセンターで水と食料を仕入れていざ出発!オンロードを100KMとオフロードを80KM走ったところに、ナールーはあります。周りに人は、ほとんど住んでいません。究極に近いサバイバル状態です。2輪駆動で行ける限界の場所にそれはあります。 カナーボンを、11時にでてナールーには、2時に着きました。風が弱かったので、フローターでの出艇です。究極の場所で貸し切り状態。クロスオフの腰胸サイズの波で2時間、堪能しました。 ナールーでは、通常テント持参で滞在しますが、今回はショートスティなのでポイントから20KMはなれた農場のコテージ(小屋)に滞在する事にしました。1泊一人25ドルで、一応、冷蔵庫と電気はついています。それと、もれなくコウモリ数匹とネズミ数匹とゴキブリ7匹ほどが着いてきます(外で寝る方が、安全かな?)最初の夜はビビりますが、2泊目からは腹が座ってきます。ちょっと怖いけど! |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
14:00〜16:00 | ナールー | 腰胸セット | 5.3アンダー |
1月17日(木) |
ナールー2日目!今日は、朝から海一面、白波です!朝ご飯をすましてさっそくポイントまでドライブ。波は、ときにマストを越えるサイズが入ってきていました。わくわくどきどきしながらセッティングをすませて、いざ出陣!インサイドの風が不安定だったので最初は、フローターでウォーミングアップ、なめらかに大きなボトムターンを心がけました。 第2ラウンドは、バーレーの登場!きわどいところにリッピング!カールしているところに当ててエアリアル!最後のフィニッシュは、グースクリューまで決めてしまいました。今年も、すごくレベルアップした自分を感じた一時でした。 第3ラウンドもさらに激しくリップにアタック!何度かムチのように、しなるボトムターンとトップターンのコンビネーションが出来ました。これは、今までにない感覚でした。本当に最高の気分でした。 風と波の神様ありがとう! |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
11:00〜17:00 | ナールー | オーバーマストセット | 4.7ジャスト |
1月18日(金) |
ナールー第3日目!昨日よりやや波のサイズは落ちて、オーバーヘッド〜マストサイズの波になりました。風は昨日より強く4.7でちょっとオーバーでした。ボトムの海面も昨日より荒れていて、昨日の体の疲労と重なって、すこし重い感じの動きになってしまいました。そこで、今日は1発ねらいで。グースクリューやエアリアルをメインに波乗りしました。比較的長めのボトムターンから狙い澄ましてリップの張ったところにアタック!いままで出来なかった、大きなエアリアルがいとも簡単にメイクできました。今年一年の練習の成果です。頑張ったもんね! 午後4時にセイリングを終え、5時にナールーを出ました。カナーボンに6時45分に付き、そのままビラボーンまで走りました。ビラボーンに着いたのは、午後9時30分です。ビラボーンのモーテルは、1泊65ドルで泊まれました。「あー疲れた!」 ナールーは世界最高のゲレンデだと思います。混んでなくて、あのクォリティーの波に乗れる場所は、世界広しといえども限られてくるでしょう。 ナールーにいって、自分のレベルの進歩状態をチェックしてきました。毎年着実に上手くなっていく事が実感できる、素晴らしい場所です。 ナールーにもし行けるようなことがあれば、ウインドサーファーとして至上の幸福でしょう。皆さんトライしてみませんか? |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
11:00〜16:00 | ナールー | マストセット | 4.7ジャストオーバー |
1月19日(土) |
ビラボーンのモーテルを、午前7時にでて、一路ジェラルトンへ。10時にジェラルトンに帰り着きました。 一休みしてから午後からセントジョージでセイリング。佐々木さんは、後2日しかないから、ロングドライブの疲れも忘れて練習されました。佐々木さんは、いまバルカンを練習しています。かなりこの日の練習で、良い跳び方になってきました。「がんばれサッキー!」 私も、佐々木さんにつられて、練習に熱が入りました。練習が終わるととたんに眠くなり、前後不覚に眠りました(^^;) |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
14:00〜17:00 | セントジョージ | フラット | 5.8ジャスト |
1月20日(日) |
ポイントモーアで佐々木さんと撮影会です。デジカメの水中パックをもちいて10ショットくらい撮ってもらいました。その途中に、ワイマルーが完全に1回成功しました!ウォーターポジションまで余裕で回転して着地!いままでとの違いは、体がエビのように空中で折り曲げられたことです。体をコンパクトにして回転力を増せた事が成功の秘訣だったと思います。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
11:00〜13:00 | ポイントモーア | ハーフマスト | 4.1ジャストアンダー |
昼から、桜井さんと友人2人が到着されました。彼らは、ジェラルトンに5泊していきます。彼らが到着したばかりなので、強烈に吹いていたのですがセントジョージスビーチにしました。ちょっと体が疲れていたので1時間だけ集中して練習しました。完璧な立て周りのフォワードループでプラス完着!いままでにない感覚でした。そして、一つプレーニングフォワード90%OKというの、そして、ワイマルー感じの良いのが2〜3個、スポック気味のバルカン1回でした。
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
16:00〜17:30 | セントジョージ | フラット | 4.1ジャスト |
1月21日(月) |
さて後半戦第1日目は、35度OVERの暑い日になりました。風の吹き始めもやや遅く午後3時からの吹き始めです。初め5.8をセットして海に出てみましたが、急に強くなって、5.3に替えました。しばらくすると、それでもオーバーになり結局4.7になりました。30分でセイル3枚チェンジです。 2時間あまりの練習時間しか取れないことから、かなり激しい練習をしました。 今日練習したのは、 1.ポートのフォワードでできるだけ小さなギャップでのサイドフォワード。 2.後ろ足の押し込みをかなり意識したウイリースキッパー 3.ポートジャンプでのバルカン。ジャンプをできるだけフワット飛ぶように注意。 4.ワイマルー。最後の飛び出しでできるだけフワット(力みを抜いて)飛び出すこと。 5.バルカンも飛び出しに注意。フワット飛ぶ! そして、ニュートリックに挑戦! 6.スタボージャンプのグルービー! とうとう形になってきました。グルービーは、ジャイブのエントリーからジャンプ!ノーズから着水してノーズを滑らしてセイルに裏風を入れる。最後はフォワードのように回転してウォーターでフィニッシュという技です。今回は、最初のエントリーからノーズの着水の練習をしました。今日は、この後のセイルの裏風プッシュはできませんでしたが。そうすると、見た目は、インサイドフォワードになります。スタボーのループは、あまり練習していないのに、この方法をとれば簡単にインサイドフォワードがメイクできてしまうことがよく分かりました(石原プロの言う通り)。なんかとてもあっけなくインサイドフォワードが出来てしまうので、どうして今まで誰もこの方法で練習しなかったのかと、思ってしまいました。 明日からの練習が、とても楽しみです! |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
15:00〜17:30 | セントジョージスビーチ | フラット〜チョッピー | 4.7ジャスト |
1月22日(火) |
さて、昨日の続きでグルービーの練習を中心に組み立ててみました。 そして、1本、ノーズで着水後、裏風が入ったのがありました。後でビデオでチェックしたのですが、裏風が入った次の瞬間、後ろを振り返り、視線で後半の回転をリードすれば、グルービが成功しそうです。 ポートジャンプのグルービーも何度も試してみました。ノーズを突き刺してそのノーズを中心にリグ全体を回転させることが簡単に出来るようになりました。また、小さな(膝以下)のギャップでサイドフォワードも練習しました。グルービーとの違いは、視線の方向だけです。サイドフォワードは、後ろを振り返ります。グルービーは、バルカンのようにノーズの着水点を凝視します。 グルービーは、本当に簡単にチャレンジできます。ジャイブからちょっとジャンプするだけなのです。帰国したらポイントモーアのみんなに試してもらいます!今から楽しみだー! 明日の練習での注意点 1:グルービーでは、ふわっと飛び出し、ノーズが着水後、後ろを振り返るようにしよう。 2:コロネーションで波が入っているようならバックループ、プッシュループ、シャーベットの練習を順にすること。 3:ポートのフォワードは、ギャップの小さなもの、大きなものを交互に練習してみる。また、出来るだけ下らせてクォーターぎみに飛び出すようにする。 4:バルカンは、後半のセイルの位置を出来るだけ風上側にしてボードを風下の方向に走らせるようにする。(ゴヤのスポックを見て感じたことは、セイルの位置が自分よりかなり風上側にあること。そこがスポック攻略の鍵かも) 5:ワイマルーは、後半、力を抜いて飛び出すこと。 6:風が弱ければ、ノーズセイバーを付けてダックタックの練習をすること。 練習のイメージ パターン1=ウイリースキッパー+セイルボディー180〜ヘリタック〜インサイドに向かって〜ワイマルー パターン2=ポートグルービー〜ポートバルカン〜グルービー パターン3=フルフォワード(小ギャップ)〜フルフォワード(大ギャップ)〜タック〜スポック(ジョイントプレッシャーを意識) パターン4=ポート側の360〜リウォード+カービング〜リウォード+セイル360〜スタボーリウォード〜ダックジャイブからのセイルボディー360 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
13:00〜17:30 | セントジョージスビーチ | フラット | 5.3アンダー |
1月23日(水) |
今回、2度目のノーウインドデーです。気温は低かったのですが、シーブリーズが上がりきらず、5.8でほんの少しプレーニングするくらいでした。6.4なら午前中からずーっとプレーニングするだろう風でした。 来年は、6.4〜5.3〜4.7〜4.1というラインナップにしようかな。 明日期待です。 今日で残り10日になりました。さーこれからが勝負!来シーズンに向けて、ニュートリックにトライするぞー(^_^)v |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
13:00〜17:00 | コロネーション〜セントジョージ | フラット | 5.8アンダー (6.4ならOK) |
1月24日(木) |
午前中、ポイントモーアで久々にトレーニング。昨日と今朝はゆっくり寝たので体調ばっちり、元気満々の状態でのぞみました。 そして!グルービー成功しました!今朝のポイントモーアのインサイドはスーパーフラット、ジャンプしてノーズを滑らせるのがとても簡単にできました。少しアンダー気味だったのも、成功にプラスに作用しました。オーバーだと裏風を入れた時点で、吹き飛ばされるか、単にインサイドフォワードになってしまうからです。 グルービーは、下らせてショップジャンプしてノーズスライドからの裏風プッシュまでが大変で、そのあとは自然に半回転していきます。最後の半回転はフォワードとあまり変わらない動きだからです。 これで、ポートのインサイドは、バルカン、ワイマルー、グルービーと3種類、飛び技を覚えることが出来ました。この次は、スポックですね。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
11:00〜12:30 | ポイントモーア | スーパーフラット | 5.3 |
午後から、セントジョージに移って練習です。風はどんどん上がって、5.3オーバー!でも、これも練習と、かなりのオーバーコンディションの中、わざと練習しました。
オーバーだと、ワイマルーは、ハードなジャイブが出来ないので、最後のタメができず、飛び出すことが出来ません。バルカンは、ややジャンプを昇り気味にすると何とかなります。グルービーは、飛びすぎてしまい、ほとんどフォワードループになってしまいます。裏風を入れることがとても難しくなり、入れる前に回ってしまうからです。
休憩後、4.7に換えましたが、それでもオーバー気味でした。すべての技が、弾けすぎです。唯一、フォワードループは、スーパーフラットなところでも簡単に回転します。オーバーでは、フォワードを武器にコンテストに臨まないとっと感じました。
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
14:00〜17:00 | セントジョージ | チョッピー | 5.3〜4.7共にオーバー |
1月25日(金) |
朝から吹いていたので、コロネーションです。最初は、4.7でOK、2時を回ったあたりから、4.1になってきました。 今日、グルービーで気がついたこと 1.ジャンプして、着水しノーズを軸に回転する。そのとき、セイル手、マスト手共にホールドしていると自然に裏風がはいりノーズがさらに滑る。その後、最後の半回転が始まれば、マスト手はそのままでセイル手を引き込む。 このセイル手の引き込みを忘れると、最後の最後で潰される。 2.グルービーは、ノーマルフォワードのように体勢が前にいくとノーズが水没してしまい、単なるフォワードになってしまう。体勢は、中立をキープする。 3.2で指摘したように、グルービーを練習すると、こんどフォワードループする時に体勢が後ろになりすぎて、回転が不十分になりがちになる(体が中立の位置を覚えてしまうから)、フォワードループする時は、しっかり体が先行させ回転するように意識する。 グルービーとフォワードループの大きな相違点で、気を付けなければならい点である。(今日は、しこたまフォワードの着水時、背中を打ちました。あー痛ーっ(^^;)) スポックで今日気がついたこと 1.グルービーとスポックは、セイルがレギュラーで回転するか、クリューファーストで回転するかの違いだけであることに気がつく。だから、グルービーなら簡単に最後の半回転を行えるのだから、スポックもセイルと体の位置をグルービーの位置に持ってくれば簡単に成功するであろう事に気がつく。 2.1の視点でカリン・ヤギー(ワールドレディースチャンピオンが隣でスポックを練習していた)のスポックを見てみると、いままでスポックはセイルに裏風を入れてその力(反動)でバルカン以降の半回転を行うものだと思っていたのが間違いであったことが判明した。 確かに裏風は入るのだが、それは付け足しで、回転をリードしているのは、グルービがそうであるように、ノーズスライドしていくボードである。 3.さらにグルービーの視点からスポックを考察する。 グルービーが後半の回転が容易なのは、 A.ジャンプして前に(ノーズ近くに)体が引っ張られ重心がノーズ付近にあること。 B.セイルが風上側に最初からあること。(スポックでは、一端手を離す瞬間セイルが風下側に移る) C.手を持替える必要がないため、動作がシンプルなこと。 D.ボードがノーズを支点に最初から横回転をしていること。(今までスポック練習時には、ボードが出来るだけ水面に対して縦になるようにイメージしていた・・・大間違い・・・そのように飛べばノーズスライドは容易になるが、後半の回転のきっかけが難しい) F.フォワードループと基本的に動きが一緒な為、イメージがすでに出来ていること。 昨日までスポックは、来シーズンの課題と、やや諦めていましたが、明日からしっかり取り組みます。明日の練習が楽しみだ!!! PS・・・ワイマルーで、後半の回転している時、セイル手を今より少し伸ばせれば、もっと回転するのだけど、どうかな?ちょっと試してみよう。もしかしたら、体の向きを10度後方に向ければいいのかな?これも楽しみです。 明日の課題 1.グルービー:最後にセイル手を引き込むこと 2.スポック :横回転を意識しながら、ノーズ近くに頭を持ってくる(体が大きく後ろに伸びる あっそっか!今まで体を大きく伸ばして重心をノーズ付近に持っていくのは、ノーズスライドさせるためだと思っていたけど違ったんだ!ノーズを軸に駒のように回転させるために体を伸ばしていたんだ!!なーんだ、イメージ違いだ・・・これに気づいたのは大きな進歩かも(^_^)v)。セイルも今までより風上に位置させて最後の半回転をテンポ良く決める。 3.ワイマルー:後半の体の角度を上向きに修正する。 以上3点を注意して練習しよう。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
11:30〜16:30 | コロネーション | フラット〜オーバーヘッド | 4.7〜4.1オーバー |
1月26日(土) |
今日も強風です。通常これほど風が吹いていれば、コロネーションなのですが、昨日のフォワードで背中を打ったダメージが少し残っていたので、ポイントモーアで気分転換です。 海面がスーパーチョッピーなのでフリースタイルの練習は、ちょっとお預けで、久々にポイントモーアお得意の単発ボトムターンの練習をしました(最高速度から思いっきりフォアレイキさせることだけを考えた練習。ポイントモーアは波の幅が狭いためどうしても単発のリッピングになる)。 バーレーの板でこの練習をするのは初めてだったのですが、そうとういい感じでマストをフォアレイキすることが出来ました。特に後半は、後ろストラップで前に倒れないように足の甲で支えるところまで、フォアレイキできました。ここまで倒せると速度がかなりあり、セイルを引き込んだままの状態でトップターンに入れるため、スーパーハードなリッピングが出来ます。ほとんど理想に近いボトムターンの姿になりました。 また、すこしだけフリースタイルトリックもやってみました。 ワイマルーは、昨日考えた通り、体の角度を10度マイナスすると、セイルがちょうど海面と水平になり回転がスムーズになりました。簡単にウォーターポジションまでいきます。ワイマルー完成かな! スポックは、頭の位置をノーズ近くに持っていくとボードが激しく回転しようとするのが分かりました。いい感じです。 グルービーも、最後のセイル手の引き込みが意識できるようになってきました。こちらも完成間近? さー今日一日ゆっくりペースで体調も復活!明日はがんがん練習するぞ! |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
13:00〜16:30 | ポイントモーア | スーパーチョッピー | 4.1 |
1月27日(日) |
さて、またまた4.1を使うコンディションです。今シーズンは、ホントに良く4.1を使います。 インサイドは、すべてグルービーを、アウトサイドは、タック〜ウイリースキッパー〜バルカンのローテーションで練習しました。4.1のコンディションになると何をやるにも難しくなります。スピードが着きすぎるからでしょうか。後半は、バーレーのフリースタイルボードで練習してみました(4.1の時は通常65Lのウエーブボードがばっちりです)。速度がかなり遅くなります。きっかけが取りやすくなりますが、跳ねすぎてアウトに向かう時は、アンコントローラブルになりがちです。 グルービーは、ノーズを着水させて、裏風でプッシュするところまでかなり上手くいくようになりました。後は、最後の半回転の問題です。一応、ウォーターポジションまで持っていけますが、頭まで水没しています。何とか、上半身はクリアーにしたいものです。 明日は、セイルプッシュの時間を、限界まで長くなるように練習するのと、最後の半回転のとき、脇の下から後ろを見てみる事を試してみます。 久々に、昨シーズンのように一日中、一つの技ばかり練習してみました。あー楽しかった!さあ、後5日練習も最終段階です。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
13:00〜17:00 | セントジョージ | チョッピー | 4.1 |
1月28日(月) |
朝から少しずつ東系の風が吹き出し、気温がぐんぐん上がりました。結局、オンショアのシーブリーズは、お昼過ぎから吹き始めましたが、6.9が必要な風でした。と言うことで、今日は、完全にノーセイリングです。朝寝して、海に浸かって涼んで、お昼寝して、ぶらっとして、夜寝る。アボリジニ(オーストラリアの原住民)のような1日でした。ちなみに最高気温は、40度ちかかったです。 今週は、気温の高い日が多いらしいので、昨日が4.1のこちらでの使い納めかな? |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
ノーウインド |
1月29日(火) |
今日も、だめかと思っていたら、午後から良い風と波が入ってきました。 さっそく、サンセットにいきセイリングです。誰もいなくて、3時間、サイドショアのオーバーヘッドの波を独り占めでした! ほれほれのセクションをねらって、ボードの半分以上をオフザリップさせたり。カールしているトップの隙間からカールの上にでて横滑り、風下のセクションへダイブさせたり。ずーっと波を引っ張っていって、最後の最後にカールしたトップからボトムにジャンプしたり。 ロービーになれた一時でした。最高の気分です。 今シーズンの課題であった、トップターンおよび波のカールした部分へのアプローチは、かなり上手くなりました。昨シーズンは、行きたくても行けなかった場所に突っ込んでいき、生還できるようになりました。本当に最高です!これぞウエーブの神髄と言うところでしょう。昨シーズン練習した、ボトムターンが板に付いてきて、自由に波の中で動けるのが大きいのでしょう。ホントにホントに素晴らしい!明日も波が残らないかな! PS・・・波越えでグルービーを試してみたら、いい感じのインサイドフォアードになってしまいました。プレーニングフォワード気味でした。スタボーのフォワードがこんなに決まるとは、日本に帰るのが楽しみです。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
14:00〜17:00 | サンセット | オーバーヘッド | 5.3 |
1月30日(水) |
今日も、暑い一日でした。朝から弱いシーブリーズは(6.4ならOK)吹いていましたが、5.8アンダー気味でした。最後5時あたりは、5.8でオーバーになりましたが。 波も入っていましたが、サンセットで乗るには、風が弱いし、暑いし、波がそれほど大きくないし、結局、セントジョージにしました。 5.8のセイルサイズは、ジェラルトンでは、ちょっと中途半端かな?6.4と5.3、4.7,4.1の方が、良いのかも。あるいは、6.4の代わりにカイトサーフィンでしょうか?来年の課題です。昨年は、5.9のボルケイノだったので、アンダーでも良く走ったのですが、今年は、トリプルXXXの5.8。ウエーブセイルだから、アンダー気味では、遅くて・・・まっ、贅沢な話ですけど(*^_^*) さー残り、あと2日。明日も天気予報では、暑い一日とのこと。明後日は、今のところ良い予報が出ています。どうかなー? |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
15:00〜17:30 | セントジョージ | フラット〜腰 | 5.8アンダー |
1月31日(木) |
今日もジェラルトンは、最高気温39度!暑すぎて、アタマくらくらです。と言うことで、吉川ファミリー、ジェラルトンの市民プールにGO! 左の写真がそうです。なかなかの設備でしょう。屋内に円形プール+滑り台1個、競泳プール1個、リハビリ用プール1個、ジャグージ1個。屋外に競泳用プール1個、子供プール1個。合計6個のプールがあります。 そして、こちらの子供達は0歳児からプールで遊んでいます。未来のイアン・ソープ達です。 そして、今日、裕馬君初めてアタマまで水の中に浸かることが出来ました。おめでとー!周りのみんなに触発された結果です。 午後からは、シーブリーズが入りそうだったので、私は、セントジョージスビーチに行きました。しかし、風は入りそうで入らない。3時まで陸で待っていましたが、たまらず5.8をセットして微風のトレーニングです。スタボーからのリウォードの特訓!あとは、いろんな細かな技のチェックです。ラッシュガードでこんな練習できるのは、5ヶ月も先の事だと思うと練習にもだんだん熱が入ってきました。結局、6時まで、たまにプレーニングするぐらいの風しか入りませんでしたが、とても良い練習が出来ました。やっぱり、こんな練習をみっちりやるおかげで、今の自分があるのだなーっと、改めて思った一日でした。 明日は、天気予報で気温は28度、25ノットの風予報ですから、最終日、最高のコンディションになりそうです。頑張るぞー! |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
15:00〜18:00 | セントジョージスビーチ | フラット | 5.8アンダー |
2月1日(金) |
今日は、私の36回目の誕生日です。その誕生日の日に、待ちに待った風が戻りました。朝からドン吹き!確実に4u代コンディションです。サー頑張るぞーと言う感じで、サンセットに向かいました。 最初は、4.7でGO!波は胸くらいで小さいけど、そんなことはいってられません。リップにハードアタック(^_^)v 小一時間ほど乗ったら、風が上がってきて、4.1にチェンジ!何本か良い乗り方が出来ました。 少しオンショアで、強風のためかボトムが荒れてきて楽しくなくなってきたので(+セイルを洗いたかったので)、セントジョージまで昇っていくことにしました。久々に、コーススラローム(当時はそう言っていました)の練習です。7年前は、毎日アップウインドとダウンウインドの練習をしていました。あのころより上手く上れるようになっているみたいです。セントジョージまで5タックで上りきりました。 セントジョージに着いて、昼食を取っていたら、風はどんどん上がってきて、4.1でも完全にオーバーになってしまいました。それでも最終日ですから、頑張って乗っていましたが、1時間30分ほどでギブアップ!スーパー強風です。すごい誕生日プレゼントでした。 セントジョージのインサイドでちょっと怖い事がありました。ビーチ際(それでも10m以上沖で)ジャイブしようとしたら、いきなり白人の男性が泳いでいて(潜っていて)ブツカリかけました。ほんとにすれすれ2mぐらいのニアミスでした。誰があんな海で泳ぐのでしょうか?日本でいったら、台風の真っ直中にいるぐらいの風の中でですよ!しかも海面は波頭が吹き飛ぶぐらいの暴風でですよ!あほちゃうか?超強風の為、海面はぼこぼこで見通しが悪く、わざわざ危ないからビーチの正面をさけて下手のボートランチのところ付近でジャイブしていたのに!ほんとにビックリしました。4.1スーパーオーバーの超高速ジャイブでしたから、あたっていたら怪我どころの騒ぎじゃなかったです。何もなくて良かった良かった。最後の最後に、しかも誕生日に、えらい騒ぎになるところでした。 ホントについています。ラッキーラッキー(^^;)心臓止まるかと思ったヨ・・・ 今年の収穫は! 沢山ありましたが。波乗りのトップターン、グルビー、ワイマルーの3つは特筆ものです。ちなみに昨年は、ボトムターン、バルカン、ウイリースキッパーでした。来シーズンは、スポック、フラットウォーターゴイター、リップ360等を練習しようかな!来シーズンが、またまた楽しみです。 |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
11:00〜16:00 | サンセット〜セントジョージ | 胸〜腰セット | 4.1オーバー |
2月2日(土) |
最終日は、昼すぎからシーブリーズが入りました。波も大きくて、これはサンセット爆発か?と、期待しながらサンセットに急いだのですが、それほどでもなく、しかもオンショアぽかったのでセイルの洗えるセントジョージにしました。 それがそれが、セントジョージにつくと波のサイズが上がっていて、しかも風もサイド〜サイドオフに変わっていました。セントジョージの波は、サンセットよりもサイズが小さくなりますがボトムは滑らかで決まれば結構楽しめます。そして、今日がその決まった日です! 頭から胸サイズの小さめ(サンセットとしては最大級)の、でもクウォリーティーの良い波がセットで入ってきました。トップで板がキュッと回ります。気持ちイー(^_^)v そして、掘れた波でバックループ!!!しかし、ちょっと引き込みすぎてプッシュループ気味になったとたん空中で体とリグが離れてしまいました。ボードが先に落ち、後ろフットストラップの上に胸から落ちてしまいました!ビックリしたー。 幸い、テイルの方でしかも胸全体だったので衝撃が少なく何事もなかったのですが、ちょっと場所が違えば大けがでした。しかも、ハーネスのフックも上手い具合にボードにほとんどあたらず、ボード1本お釈迦にせずに済みました。「ついてるねー」 バックループの時は、フォワードのように引き込んではいけないのです。まず半回転のローテーションを、波の力だけで回転させてもらい、そのときセイルは、引き込まず楽に開き気味くらいの気持ちで持っています。半回転した後、ゆっくり海面を見るようにしてボードを回転させていきます。このときもセイルは引き込まないこと。視線でリードです。着水の時、ボードの芯を意識するとランディングがしやすくなります。立てる時は、ホントに何の衝撃もないぐらい簡単に立てます。立てない時は、手のひらが引きちぎられるような痛みでブームを離してしまい、体が水没することが多いのです。あるいは、上記のように引き込みすぎて、回しすぎ、フラットランディングになる最悪パターンもあります。 さー、今シーズンのオーストラリアキャンプは終了しました。良い風に恵まれ、最高のステイでした。 オーストラリアの風の神様、ありがとうございました。海の神様、お世話になりました。 PS///今日は、ドクターXのダウンをいつもより多めに引いてみました。より使いやすく感じました。これからこれで行こう! |
DATA | TIME | POINT | CONDITION | SAIL SIZE |
13:00〜15:00 | セントジョージ | 頭〜胸セット | 4.7ジャスト |