ボディードラッグの練習方法は、まず、ウォーターの姿勢から行います。いきなり、フルプレーニングから練習しても良いのですが、腰が引けてボードがめくれ上がって、フィンで体を傷つける恐れがあります。まずは、動いていない状態で、シミュレーションです。
まず水中から普通にウォーターしてください。片足をボードの上に上げて走り出す瞬間、あげた足を、また水中に戻します。後に蹴って伸ばすようにします。そして、上半身はセイルの上にあがるようにします。腕は、かなり曲げてアゴがちょうどブームの上に来る様なぐらい上半身をブームの上に引きあげてください。そして、そのまま引きずられてください。すぐに水没すると思いますが、それでＯＫです。
静止状態からの、フォームの練習が済んだら、本番です。フラットでジャストセイルの時にトライです。腕を曲げ思い切って、フットストラップから足を抜いて、外側に放り出してください。出来るだけ、前足を抜いたらすぐ後ろ足も抜いてください。片足だけ残ったら、ボードがめくれ上がってフィンで怪我します。最初の内は、出来るだけ前に持って行かれないよう、抑えめでやってください。
何度か、前にぶっ飛びますが、慣れてくれば飛びそうになっても、何とか踏ん張れるようになります。最終的には、１０ｍ以上ボディードラッグできるように練習しましょう。
腕さえ曲げていれば簡単ですよ。これが、唯一のコツ！ボディードラッグにならない人は、腕が伸びているだけなんですよ。ここに気づけば、簡単なのになーフリースタイルの大会などでは、つなぎ技として良く用いられます。ビーチに帰ってくるとき、空中を飛行するように帰って来れたらカッコイイヨ！
あっそうそう、戻り方ですが、少し引き込めば戻れます。ウォーターの要領です。
それから、ウエストハーネスならやりやすいけど、パンツハーネスはフックがブレーキになりやすいので、やりにくいよ。（まあ、フリースタイルしようという人で、パンツ使っている人は少数でしょうけど。
「腕は、曲げる！これだけ」